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解体工事の流れと費用について解説

2025.06.14
ブログ

 

こんにちは。

 

新潟県柏崎市を中心に解体工事をしております

株式会社政和総業です。

 

今回のテーマは題名の通り

『解体工事の流れと費用について』です。

 

ここ近年では、全国的に空き家が問題視されているかと思います。

国内の空き家の棟数は年々増えてきている現状です。

 

倒壊の恐れのある物件は特定空き家または管理不全空き家に指定されると

固定資産税が最大6倍に跳ね上がります。

今後かかるコストを考えると一日でも早く建物を解体することが望ましいですが

やはり解体工事にかかる費用の面がネックとなりそうです。

 

今回は建物を解体工事する上で、おおまかな流れとかかる費用(コスト)を

流れに沿ってご説明できればと思います。

 

 

 

1、解体工事会社に依頼する

まずは解体工事会社を選ぶことから始まります。

ひとえに解体業者は数多くありますのでそれぞれの会社での見積り費用が大きく違ったりします。

費用面に差があるのはなんで?っと思うかもしれませんが

その理由はこの記事を読んでいただければ理解していただけると思います。

 

また、安すぎる解体工事業者も注意が必要です。

ご依頼主からしたら安いに越したことはありませんが

解体工事業者の中には産業廃棄物を適正に分別処分せず不法投棄して

金額を抑えているような所もあります。

このような場合ですと業者が罰せられるだけではなく、ご依頼主も罰せられる場合もありますので

解体工事業者選びは非常に重要なことだと思います。

 

優良な解体工事業者かどうかは地域で長く業者として営業しているかや

ホームページやクチコミなどインターネットでお調べするなどして総合的に判断すると良いかと思います。

また、お見積もりの際には1社だけではなく複数の業者からお見積もりを取ることをオススメします。

分からないことや相談したいことがあれば解体工事業者に聞くことが良いでしょう。

 

 

 

2、工事請負契約書を交わす

お見積もりに納得し、解体工事業者を決めたらその解体工事業者と

解体工事の日程を決めていきます。

そうしましたら工事の内容や工事金額、工事着手と工事完工までが記載された

工事請負契約書を工事業者が作成し、発注者と請負者の双方の相違がないかを確認したら

ご契約の流れとなります。

 

そうしましたらあとは解体工事業者のほうで

必要な書類(届出)を作成し、行政に提出します。

 

 

 

3、ライフライン停止と電柱の引き込み線の撤去

解体工事が始まる前には、ライフラインの停止及び撤去の流れになります。

お施主様にお願いしたいのが電気とガスの方はご自身で段取りしてくれると非常に助かります。

というのは本人であれば何かとスムーズに手続きが進むためです。

NTT(光回線)等の引き込み線は私たち解体業者が手配します。

あとは水道に関しても同様で解体業者が解体の際に発生する粉塵を抑えるために

水を使用したいのでそのままにしておいて結構です。

最後には水道も止めて参ります。

汚水管などの配管止め工事も配管設備屋にお願いしてしっかりと止めます。

 

 

 

4、解体工事着手

解体工事が始まるとまずかかる費用をご説明します。

 

まずは工事の場所や範囲によっては足場養生の組み立てが必要となります。

解体工事の際に出るほこりや粉塵、または飛散防止の目的で費用が発生します。

 

 

次に建物の内部に残る残置物の量によっても処分費用が大きく変わってきてしまいます。

可燃物・不燃物・廃材プラスチック・衣類・ガラス・家電物など

各項目に適正に分別し処分しないといけません。

 

この各項目の処分費用についても解体業者によっても違いがあります。

というのも解体業者がというよりは処分場(処分業者)の提示する金額がそれぞれで違ってきますので

各解体業者はお付き合いのある処分場(処分業者)で処分しているため

処分費の金額に差があることは仕方のないことだと言えます。

 

解体業者に一括してお願いするのも良いですが費用面の観点から考えると

ご自身で適正に分別処分していった方が解体費用もお安くできるポイントになってきます。

 

 

 

このように現代では『分別解体』と呼び、今はこの方法で作業することが主流です。

昔はその逆で分別せず一色単に解体することを『ミンチ解体』と呼びます。

今ではその方法での作業行為は考えられないとおもいます。

 

また、費用というほどでもないですが解体工事前に事前に近隣住民への挨拶回りも済ませておくことが

後々のトラブルを避けるために必要です。

 

 

 

5、躯体解体工事

建物内の残置物撤去が済みましたらいよいよ建物の解体工事に入ります。

重機(車両系建設機械)を使って建物を解体することを躯体(くたい)工事といいます。

 

 

おそらくこの作業が一番解体屋としてイメージしやすいかとおもいます。

建物を壊して出てきた木くずや柱材、その他の産業廃棄物などはトラックに積み込み

それぞれの処分場まで運搬し処分します。

 

 

また、建物の基礎撤去に出るコンクリートガラも同様に処分場まで運び処分します。

※前述したとおり、処分場によっては処分費に違いがあるため金額に差がでます。

 

基礎撤去中に地中から古井戸や大きな石や浄化槽など発見されることがあります。

解体工事をする前にはその有無が分かりにくいので追加請求となります。

リフォーム歴の有無についても重要で

お見積もりの段階で事前に知りえなかった部分が追加請求の対象となりますので

ご自身が知りえることは全て解体業者にお伝えして頂けると手間も少なくて助かります。

 

 

建物だけではなく外構工事も解体費用が発生します。

庭のブロック塀、カーポート、物置小屋、土間、植栽の伐採と伐根、門柱、庭石など

さまざまな条件や対象物に対しても金額の幅が出てきます。

 

 

万が一に機械(重機)が入れないような場合には

『手壊し解体』となり全て手作業によるものの作業となってしまいますので

工期も延びますし人件費も余計にかかってしまいます。

 

 

 

 

6、整地作業

建物を壊し上物の木くずや柱材、産業廃棄物を処分し基礎(コンクリートガラ)撤去もしたら

いよいよ整地作業に入ります。

ここまできたら不要物の除去と細かいコンクリートガラを取り除き

重機と人の手の両方で敷地内を綺麗に更地にしていきます。

 

 

 

 

7、その他の費用

重機の運搬費(回送費用)や行政への書類提出、または専用工具・道具のレンタル代に

仮設トイレ設置費用、道具の消耗品類の雑費など

細かい部分ではありますがそれなりに費用はかかっています。

 

 

全体として人件費 処分費が解体費用に大きく影響しています。

 

解体工事業者の中には抱えている車両系の台数や

バックオフィス(事務員や営業マンの数)、ひとりひとりの給与面の待遇だったり

月々にかかる固定費の差によってもお見積もりが会社様によってはかなりの違いがあると思います。

 

もしも解体工事について分からないことやご相談したいことがありましたら

お気軽に株式会社政和総業にご連絡してください!

出来る限りのサポートとご提案が出来ればと思います。

 

 

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松田 政治

株式会社政和総業

代表取締役社長

 

新潟県柏崎市・長岡市・上越市を中心として

新潟県内全域と建物解体工事を承っています。

常にお客様に寄り添い

「安心」「安全」「迅速」な解体工事を提供できることをお約束します。

小さな解体工事や不用品回収など細かいことまで注文を承っております。

お客様の「困った」が私たちの仕事です。

解体工事をご検討の方は、お気軽にご相談してください。

 

【工事対応エリア】

新潟県全域 (佐渡島除く)

柏崎市・上越市・妙高市・糸魚川市・長岡市・小千谷市・十日町市・六日町市・魚沼市・南魚沼市・湯沢町

燕三条市・新潟市・加茂市・五泉市・新発田市・村上市

 

【解体工事業者登録】

新潟県知事(解登ー5)第459号

 

【産業廃棄物収集運搬業許可】

新潟県知事 許可番号

第01504244333号

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